幼稚園受験は子供にとっても親にとっても一生に一度のチャンスです。この機会を逃すと、二度と幼稚園を受験することはありませんので、慎重に準備を進めることが必要です。とはいえ、ペーパー試験で子供の知能を計るほかの受験とは違い、小さな子供が対象になる場合は、知識よりも知恵が重要とよく言われます。知恵とは勉強して手に入るものではなく、素質はもちろん、親が与える環境も大きく関わってきます。そのため、親が子供に沢山の経験を与えることが大事です。幼稚園受験に必要とされるものは一体どんなものか、面接官や試験管にとって採用したい子供とはどんな子供なのかを掘り下げてみましょう。子供と親が協力し合って目標を達成できる喜びを味わうために、しっかりとした心構えで日々過ごすようにしましょう。

見せかけではなく本物を求められています

誰しも、見せかけのイミテーションよりも本物を好みます。一番の難関はやはり面接です。そこでなぜ緊張してしまうのか、それは普段とは違う自分を見せようとしているからではないでしょうか。それは普段と言葉使いが違うからでしょうか。姿勢や態度が違うからでしょうか。子供が普段の言葉使いにならないかハラハラしてしまう、というのは試験管からすればおかしな話です。普段から正しい言葉使いで話すのが当たり前の子供を見極めたいのですから、普段通りでよいのです。もしも家庭の中で言葉や態度が不十分なら、まずはそれを徹底して改善すべきです。親はもちろん率先して子供の見本とならなければいけません。他にも、身だしなみやお手伝いなどの家庭の中の環境も、いつみられても恥ずかしくないように整えておきましょう。生活のひとつひとつが合格への分かれ道です。

なぜ、何、どうしてに応える工夫を

子供にとって好奇心は知識や知恵を養うために必要なものです。普段から子供の好奇心を養い、育てるためには色々なことを経験して疑問や謎にぶち当たることがポイントです。そして、そこで湧き出た疑問に大人も参加して解決していきましょう。季節のイベントは幼稚園受験では必ず話題になるアイテムといわれますが、その日が何の日かだけでなく、どんなことをして、なぜそうなのかをきちんと把握させましょう。これには実際に経験、体験させることが最も簡単です。子供は実際に自分の身に起きたことはよく覚えているものです。友達との遊びで社会性を養うことも忘れてはいけません。コミュニケーション能力は一朝一夕で習得できるものではありません。まだ、ひとり遊びが主流になりがちな幼児ですが、徐々に一緒に遊び、ものを共有して譲り合うということを学ばせておきましょう。